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タウンライフマルシェスタッフによる暮らしに役立つ情報をお届けします。
季節のフルーツのおいしいレシピや豆知識などを発信していきたいと思います。

コーヒー 食品

カフェインレスコーヒーって大丈夫?安全性は?

欧米では既に一般的になっているカフェインレス(デカフェ)コーヒー。近年、日本国内でも注目され確実に利用者が増加しています。

しかし
「どんな作り方をしているの?」
「危険な薬品を使っているのでは?」
「健康面での影響が心配」
「通常のコーヒーより美味しくない」

といった声が少なからずあり、利用を躊躇している方も多いはず。

カフェインはどうやって除去されてる?

現在、カフェインの除去には主に3つの方法が使われています

【有機溶媒抽出】

1906年にドイツで開発された、世界最初の脱カフェイン法。
ジクロロメタン等のカフェインか溶解しやすい有機溶媒を使ってカフェインを抽出します。
安価でカフェインが除去できる一方で、他の成分も一緒に失われるため風味の面で劣ります。
有機溶剤の残留など、健康面への影響が問題視されており、。現状日本にはほとんど輸入されておりません
カフェインの除去率は96〜97%程度。

【スイスウォーター式】

1941年に開発され、翌々年の1943年にはアメリカで特許取得されています。
コーヒー生豆を水に浸し、水溶性成分ごとカフェインを抽出します。次にその水から有機溶媒やフィルターを使ってカフェインを抽出・除去をします。カフェインが抽出・除去された水に再度コーヒー生豆を浸し最初に失われた水溶性成分を戻します。
コーヒー生豆自体に直接有機溶媒が触れないので、残留物質による健康面への影響の心配がありません。
カフェインの除去率は96〜97%程度。

【超臨界二酸化炭素抽出】

1974年に開発された比較的新しい方法です。
圧力をかけて超臨界流体の状態にした二酸化炭素にコーヒー生豆を浸し、カフェインを抽出します。
この方法の最大のメリットは風味成分は残したままカフェインのみを除去する事ができる点です。
また、常温に戻せば二酸化炭素の除去は容易で万が一残留しても毒性はなく安全です。有機溶媒を使用しないので、環境負荷の面においてもメリットがあります。
ただ、比較的大きな設備とコストが必要なため値段もあがりやすいというデメリットもあります。
カフェインの除去率はなんと99%以上。

日本のカフェインレスコーヒーは安全!

現在、日本で出回っているカフェインレス(デカフェ)コーヒーは上記の方法のうち【スイスウォーター式】、【超臨界二酸化炭素抽出】を使って作られたものがほとんどです。
なので健康面への影響は心配しなくても大丈夫!

この機会に是非カフェインレスコーヒーを試してみてください。

 

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