
一昔前までは発がん性物質を含んでいるから体に悪いと言われていたコーヒーですが、近年研究が進み様々な効果・効能がわかってきました。
ざっと上げると、
・頭をすっきりさせて集中力を高める
・胃腸を刺激して消化を助ける
・体内の老廃物の排出を促進させる
・自律神経の働きを高める
・動脈硬化、心筋梗塞、などの生活習慣病の予防に効果がある
・二日酔いの回復にも効果がある
・リラックス効果
等です。
目次
コーヒーにはポリフェノールがいっぱい!
抗酸化作用が強く、様々な生活習慣病の予防に効果のあるポリフェノール。ワインやカカオに含まれているのは良く知られていますが、実はコーヒーにもポリフェノールの一種であるクロロゲン酸がたくさん含まれており、活性酸素が引き金となって起こるガンや、動脈硬化、心筋梗塞、などの生活習慣病の予防に効果があります。
また、2015年5月に、国立がん研究センター予防研究グループは習慣的にコーヒーを飲む人は、心臓病、脳卒中、呼吸器疾患による死亡リスクが低下するという、コホート研究の結果を報告しました。
この研究成果によりコーヒーの健康効果が一躍注目されるようになりました。
クロロゲン酸 – 『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%AD%E3%82%B2%E3%83%B3%E9%85%B8
<国立がん研究センター>
https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/3527.html
コーヒーを摂取する群において、全死亡リスク及び心疾患、脳血管疾患及び呼吸器疾患による死亡リスクが減少
香りには癒しの効果が!

人間の嗅覚は喜怒哀楽といった感情や食欲といった本能行動をつかさどる海馬や偏桃体と直接つながっています。脳は好ましい香りを嗅ぐと「気持ちいい」と反応し、自律神経系によい作用をもたらすそうです。
カフェインは適量がポイント!

コーヒーと言えばカフェイン。
そのカフェインには様々な効果が知られています。
まずは覚醒効果です。カフェインには交感神経を刺激する作用があり、眠気覚ましや頭をすっきりさせて集中力を高める効果があります。
次に利尿効果です。カフェインを含んだ尿が膀胱にたまると尿意を感じる神経が刺激されトイレに行きたくなってしまいます。この利尿作用によって体内の脂質や老廃物が排出されやすくなって美容にも効果があります。
しかし、過剰にカフェインを取りすぎると不眠や胃酸過多による胃痛、頻尿による脱水症状や睡眠の質の低下を招きます。
ではコーヒーの適量はどれくらいなのでしょうか?
これに関しては様々な意見がありますが、総合すると1日に4~5杯位が適量のようです。
しかし適量は個人差があり、結局は個人個人の経験で判断する必要があります。
特に夜飲むと眠れなくなったり、トイレが近くなりやすい人は摂取を控えた方が良さそうです。
でもどうしても夕食後やお休み前に飲みたい方にはカフェインレスコーヒーをオススメします。
「美味しくない」イメージのあるカフェインレスコーヒーですが、近年のカフェイン除去技術の進歩により通常のコーヒーと遜色のない「美味しいカフェインレスコーヒー」もたくさん販売されています。
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