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皆さんは干し柿はお好きですか?
私は、干し柿が食べれる季節になると、
一口サイズになっている干し柿を買って良く食べています。
周りは乾燥しているのですが、中がしっとり甘さが凝縮され、
ついつい何個もパクパク・・・
お店で買う干し柿は、量が少なく値段が高い!!
頻繁に買うことができないので今年は干し柿を作ってみました。
<材料>
●渋柿・・・好きなだけ
●ビニール紐・・・柿に合わせて
●塩・・・少量
●焼酎・・・適量
<作り方>
1.綺麗に柿を洗って、皮をすべて剥きます。
2.60~70cmの紐を必要な分用意し、紐の両端を柿の枝に括り
2個で一組になるようにします。
3.鍋に柿が浸る量の水と、塩を入れ沸騰したら20秒ほど柿を湯通しします。
4.柿どうしが重ならないように、風遠しの良い場所につるします。
5.霧吹きに入れた焼酎を、柿全体に吹きかけます。
6.1週間から10日を目安に干し、以降外皮が固くなり中も少し柔らかくなったら
無理せず全体を指で軽く揉みます。
7.毎日揉みます。この時中心まで良く揉むことが重要です。
また、カビ防止のために全体的に焼酎を霧吹きでかけると良いです。
2~3週間ほど行い、お好みの柔らかさになったら完成です。
<完成した干し柿が、真っ黒!?>
完成した干し柿が、デパートで買うようなオレンジ色じゃなくても、
カビが生えていたり、味が変でなければ大丈夫です。
黒くなってしまう原因は、柿に含まれているタンニンという成分が原因です。
ポリフェノールの一種で食べても問題はありません。
タンニン=渋み成分なので、渋柿を使用して干し柿を作った場合は干し柿が黒くなります。
市販の柿が黒くない理由は、硫黄燻蒸と呼ばれる方法で
硫黄の成分で柿を燻すことで、タンニンの酸化を防ぎ黒くなるのを防いでいます。
できあがった干し柿は、冷蔵庫や冷凍庫で保管しながらお早めにお食べ下さい。
そのまま食べるのも美味しいですが、
干し柿を縦に切りバターやクリームチーズを薄く塗ってくるくる巻きラップで包んで、
冷凍庫で固めてワインのあてや、パンと一緒に食べてみてください。
また、干し柿と大根を細切りにして酢と砂糖、塩と和え酢の物にして食べるのもおすすめです。
干し柿には、二日酔い予防や風邪防止、疲労回復、便秘解消などあります。
今年の冬は手作り『干し柿』に挑戦してみてはいかがでしょうか。
※すべての画像はイメージです。