皆さんは「不知火(シラヌイ)」って、ご存じですか?
見た目は、「デコポン」なのに
名前が違うので不思議に思う方もいるかと思います。
「不知火」と「デコポン」の違いや特徴、食べごろの時期、
美味しい食べ方、栄養素などをご紹介します。
「不知火」と「デコポン」の違い
「不知火」と「デコポン」の違いは、糖度にあります!
糖度が13度以上あり、
クエン酸が1%以下という条件がクリアされていて、
さらに、全国のJAから出荷するものにだけ「デコポン」という名前が付けれます。
上記内容をクリアできなかった物は、
「不知火(シラヌイ)」と名付けられ販売されるのです!
特徴
外皮はゴツゴツしていて分厚く感じますが、手で簡単に剥けます。
果汁がとても多く、果肉のプチプチはじける食感が魅力です。
甘みと酸味のバランスが良いため、柑橘の中でも人気が高いです。
食べごろの時期
春の柑橘の中でも人気の高い品種で、
1月末~2月中旬頃収穫され、
追熟し3月~4月頃には食べごろとなります。
フルーツは「収穫時期=食べごろ」と思われますが
このフルーツは追熟することでより甘みコクが生まれ美味しくなるため
食べごろが普通のフルーツとは異なります。
美味しい食べ方
そのまま剥いて食べても美味しいですが、
果汁が多いため絞って「ジュース」にするのもオススメです!
他には、ゼリー・シャーベット・サラダに加えるのも良いです。
主な栄養素
ビタミンC
他の柑橘類より、ビタミンが多く含まれています。
ビタミンCには、「風の予防」「免疫アップ」「美肌」
に効果があります。
クエン酸
「疲労回復」「老化防止」が期待できます。
β-クリプトキサンチン(カロテン)
β-クリプトキサンチンはデコポンの色素の成分で、
「生活習慣病予防」「皮膚・粘膜の健康維持」
などがあります。
ペクチン
「コレストロール値の低下」「整腸効果」「糖の吸収を抑える」などの働きがあります。
皆様も今の時期旬のフルーツを食べてみては、
いかがでしょうか?👩🍳🍊