ハーブの女王として知られるラベンダーは、優しく甘い香りで誰からも愛される初夏のお花です。
皆さんはそんなラベンダーには多くの花言葉がつけられていて、たくさんの種類があるということをご存知でしょうか?
今回はラベンダーの花言葉、花名の由来や品種、効能などについてご紹介します~
目次
ラベンダー(Lavender)について
初夏の花(最盛期は5月~7月)
花色は紫、ピンク、白、青など。原産地は地中海沿岸。
ラベンダーは香りが強く、古くからラベンダーの花は、お風呂や衣類の香りづけに利用されてきました。ラベンダーは地中海沿岸が原産地であるため、高温多湿を嫌う性質を考えて手入れをすれば、毎年花を咲かせて楽しませてくれます。
花名の由来
香り高く「ハーブの女王」ともいわれるラベンダーは、古代ローマ時代から薬草として珍重されてきました。
属名の学名「Lavandula(ラバンジュラ)」は、ラテン語の「lavare(洗う)」を語源とし、ローマ人が入浴の際にラベンダーをお湯のなかに入れるのを好んだことにちなみます。
ラベンダーの花言葉
「あなたを待っています」、「期待」、「沈黙」、「清潔」など
花言葉の由来
「あなたを待っています」
ラベンダーには「あなたを待っています」という花言葉があります。ラベンダーという名前の内気な少女が、ある少年に恋をしたのですが、告白できずに待ち続け、最後には一輪の花になってしまったという伝説が由来とされています。
「期待」
ラベンダーは、古くからさまざまな民間療法で活用されてきました。痛みを緩和する「鎮痛作用」や、心身の緊張をほぐす「鎮静作用」、カビや菌に対する「抗菌作用」など幅広い働きが期待できるからです。そんな効果を願う人々の思いから「期待」という花言葉がつけられたのかもしれません。
「沈黙」
ラベンダーの香りは、交感神経と副交感神経のバランスを整え、心身の緊張をほぐして、リラックスさせてくれます。
そんな心を安定させる効果から、「沈黙」という花言葉が生まれたといわれています。
「清潔」
聖母マリアはイエスキリストの産着をラベンダーの香水を使って洗ったと伝えられています。
「ラベンダー」という言葉は、ラテン語で「洗う」という意味の「ラヴァンド」が由来になっているのは、そうした言い伝えがもとになっているとか。ラベンダーには抗菌作用などがあり、「清潔」という花言葉も納得できますね。
大切な人に送りたい
ハーブの女王と呼ばれるラベンダー。
「あなたを待っています」「期待」といった意味のほかに、「疑惑」や「沈黙」など、一見するとちょっと意外な花言葉もありますが、その由来を知るとすべてラベンダーの香りや美しい色に関係していることがわかりました。
古くから、大切な人に贈られてきたラベンダー。お花屋さんで見かけたら、ぜひ大切な人へのプレゼントとして贈ってみてください!
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