和名の大甘菜(おおあまな)とも呼ばれる「オーニソガラム」の由来はユリ科の甘菜(あまな)に花の形が似ていることと言われています。
オーニソガラムは主に南アフリカ、ヨーロッパや西アジアに自生している球根植物です。
花は星のような形で白花が多いですが、橙色や黄色の花を咲かせるのもあります。
切り花にすると花持ちがよく、花が咲き始める頃に花瓶に生けると数週間咲き続けます。
今回はオーニソガラムの花言葉、花名の由来や品種、効能などについてご紹介します~
オーニソガラムについて
晩春の花(春咲き種4~5月、夏咲き種7~8月)
日本国内だけでなく海外からの輸入品もあり、10~12月に多く見かけています。
季節により量の多少はありますが、1年を通じて手に入れることはできるお花で、
オーニソガラムを育てるのはそれほど難しくはありません。
また、オーニソガラムは蕾(つぼみ)が次々と咲いてくるので、比較的長く楽しめる切り花の一つです。
花名の由来
英名の「Star of bethlehem」はキリストが誕生した際に輝いていた「ベツレヘムの星」という意味です。
学名の「Ornithogalum」はOrnithosという「鳥」の意味と、galaという「乳」を意味するギリシャ語だと言われています。
オーニソガラムの花言葉
「純粋」、「潔白」、「無垢」、「純潔」、「才能」など
花言葉の由来
「純粋」「潔白」「無垢」「純潔」
白いオーニソガラムの花言葉「純粋」「潔白」「無垢」「純潔さ」は白く綺麗な花を咲かせる様子からきているものです。
「才能」
星に見立てられる花の形から、「スター」=才能あふれる存在をイメージしたものです。
まとめ
種類も多様で、耐寒性もあり、初心者の方でも育てやすいお花です。
主役級ではないものの、花もちもよく、ウエデイングブーケにもよく用いられ、可憐で清楚な白い星型の花がじわじわと人気な「オーニソガラム」。
お花屋さんで見かけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね。